再婚しよう!
先生~! こんにちは!
おお、サトルか。元気か?
はい! 僕はいつでも元気です! ところで先生、「コロナ離婚」ってご存知ですか?
おお、ちょっと前に雑誌で特集していたのう。言葉く らいは知っておる。今年に入って、在宅が増えたり、仕事が なくなったりで、夫婦関係が悪化する人が増えたんじゃろう?
そうなんです。僕、この頃、オンラインでカウンセリ ングをすることが多いのですが、パートナーとの関係悪化に 悩む人が増えているように感じます。
夫婦は最小の単位だからのう。同じ家に住むだけに、 関係が悪化したら我慢ならないじゃろう。それこそ、フラク タル心理学を知っていたら、最悪の事態は防げるはずじゃ。
はい。ただ、離婚した方から相談されることも増えた んです。再婚したいけど、2 度目は失敗したくないから、不安になってしまうようです。仕事はわりと簡単にやめられます が、パートナーはそう何度も変えられませんから、どうしても 慎重になってしまうんです。
そうか。人生 100 年時代じゃ。我慢しながら結婚生 活を送るには長すぎる。かといって、一人でずっと生きるのも つまらないじゃないか。その時、その時で本人にとって最良 の選択ができるようにサポートするのが、フラクタル心理カ ウンセラーの役目じゃ。
はい。再婚したい人にはどのようなアドバイスが必要でしょうか。
うむ。離婚のトラウマは解消しておくべきじゃ。相手が加害者で、自分が被害者だと思っていないか。そのような気持ちを持っていたら、再婚しても、同じような不満を持つこ とになるぞ。
そうですね。問題の相手は深層意識の自分の鏡ですものね。
理性と感情の結婚
そうじゃ。人は深層意識の鏡じゃ。特に、パートナー は深層意識の大部分を占めている。そうでなければ、社会的 に夫婦として認識され、ともに暮らし多くの時間を共有する ことにはならないからのう。だからこそ、腹の立つことも増え るんじゃ。じゃが、その分、喜びも倍増するというわけじゃ。 もし、新しいタイプ(理想的なタイプ)の人と再婚を望むなら、 少なくとも自分が今より成長を望んでいないと無理じゃ。素 晴らしい再婚をするためにも、一度、離婚した相手に見た気に入らないところは、自分のやり方でもあるということを認 め、修正しておくんじゃ。 そうでないと、離婚したことで、相手がいなくなりスッキリは しても、相手に投影していた性質は、自分の深層意識に戻ってくるだけだから、やがて再婚した相手に映り出すんじゃ。 だから、スタートは常に自分と考えて、修正しておくことが大 切なんじゃ。
そうですね。それが一番自由になる道ですね。
人生 100 年時代じゃ。ということは、長年連れ添った夫婦でも、子どもが巣立った後こそパートナーシップが大切ということじゃ。家族は甘えが出てしまう。ときにはそれもいいが、子どもも成長すれば、親に思いやりと礼儀を持てるようになるべきだし、それは夫婦間でも同じなんじゃ。 結婚は、お互いの理性と感情が同居するようなもの。パート ナーシップを続けるには、感情を適切にコントロールすること、 感謝や思いやりを持つこと、それから礼儀(大人の対応)が 必要になる。 信頼のおけるパートナーがいれば、もっと挑戦したくなるぞ。
本当にそうですね。愛があったら、仕事も健康も増進 しますね。
そうじゃ。よいか、フラクタル心理カウンセラーは、 人生100年時代こそ必要とされておるんじゃ。頑張りなさい。
はい! ありがとうございます。頑張ります!