マスターコースで輝く未来の扉を開こう！賢者タウ Ver.38

おお、なんじゃ？

ほほう、なかなかやるのう。

なるほど。わけもわからず謝罪の言葉を唱えてみたら、かえって、お父さんへのわだかまりに気づいたということじゃな。
意図をそのままに「謝罪ワーク」の真似事をしても、スッキリしないのは当たり前じゃ。

そうじゃ。お父さんは理由もなく殴る人だったと言いたい心理の裏には、「謝罪したくない意図」があるからじゃ。

その通りじゃ。つまり、謝罪するのは損と感じている自分がいるということじゃ。

お父さんに謝罪するということは、本当は自分が悪かったと認めることじゃ。もちろん、子どもの頃に親に怒られるのは理由があるからであって、本当は誰も理由なく怒られたりはしない。だから、子どもの頃は悪かったと認めるのは、難しいことじゃない。

それを、マスターコース初級で体験できる。初級では、子どもの頃の根本の勘違いを取る作業をする。例えば、父親が理由なく自分を殴ったシーンの前に戻って、真の原因を探るんじゃ。親が理由なく子どもを殴ることなんてないのだから、実は自分がいたずらをしていたり、危ないことをやっていてお父さんに迷惑をかけていたことが発見できるはずじゃ。長年の勘違いがわかるとスッキリするし、これまでお父さんを悪者にしてきたことを、心から謝罪したくなるじゃろう。

だが、どうしても、「子どもの自分が悪かった」と言えない人たちがいる。「やっぱりお父さんも悪かった。子どもなんだから仕方がなかった」と言うんじゃ。

そうじゃ。それができないとしたら、今も自分が親に悪いことをしているからじゃ

つまり、今もお父さんにわがままを言ったりして依存することをやめられない、ということじゃ。たとえば、いつまでも実家に居座るとか、お金を無心するとかじゃ。それを続けることができるのは、過去のことを持ち出し、「親があのとき理由なく自分を殴った」ということで、親に罪悪感を感じさせるからじゃ。つまり、今も自分の要求を通したいから、親を許さないんじゃな。

そうじゃ。

自分が傷ついた子どものままならば、親の援助を引き出せるのだから、本気で大人になろうと思わないんじゃ。だが、これは本当は怖いことなんじゃよ。親が年老いて、もう依存できなくなったらどうする？　そうなってから慌てても遅いんじゃ。

マスターコースで、しっかりこの世界の仕組みを知り、人生が何のためにあるか理解することじゃな。
それに加えて、「謝罪ワーク」が役立つじゃろう。

今まさに被害者面をして、親に罪悪感を持たせてラクをしている。自分は、そんなヤクザのようなひどい人間なんだと自覚できなくてはやめられない。つまり、今度は自分がしっかり罪悪感を感じる番なんじゃ。罪悪感は本当の弱さじゃ。弱くなって初めて、心からの反省ができるんじゃ。

「親に本当にひどいことをしてきた。それなのに親はいつでも許してくれていた」と心から思えるまで謝罪できたら、ようやく本気で甘えを捨てようと思えるじゃろう。

「謝罪ワーク」で人生が変わると言われるのは、こうした理由があるからじゃ。

そうじゃ、マスターコースには、「人生を思い通りに生きる」ためのあらゆる知恵が盛り込まれている。効率良く人生を創造したいのなら、仕組みを知ってから行動することじゃな。