深層意識を変えると優秀なスタッフが集まり、歯科医院の売上は更新し続け、「年商1億円」の目標も達成間近です!

父への思いを正して深層意識のヒエラルキーを整えると、スタッフとの連携が良くなり、月商も更新し続けているという吉川沙瑛子さんからお聞きしたお話です。

 歯科医師・歯科医院院長
吉川沙瑛子さん
福岡県在住

スタッフとの関係に悩んで講座を受講

――学んだきっかけと最初の気づきをお聞かせください

2020年に歯科医院を開業しました。当初、私が勤務医時代に上司から受けた対応から、「スタッフには優しくしてあげたい」と考えていましたが、優しく接しても思いが伝わらないどころか、スタッフの反抗的な態度が目につきました。

開業後に娘を出産し、その前後1ヵ月半ほどは、知り合いの先生に診療を任せていました。その時期を境に、スタッフの態度はさらに悪化し、出産後に復帰してもお祝いの言葉はほとんどなく、事務的で冷たい反応にショックを受けました。子育てをしながらの診療というハードな生活の中で、関係はさらにギクシャクしていき、一人の退職をきっかけに連鎖退職が起きました。

福利厚生の一環として、空き時間にスタッフの矯正治療を無料で行っていましたが、勝手に朝一番の診療枠を取って治療を受けようとするスタッフが出てきて困惑しました。最終的に、そのスタッフが辞める時に、スタッフの人数分の退職届のテンプレートをスタッフルームに置いていったことをきっかけに、「何かがおかしい。私に原因があるのかもしれない」と思い始め、ウェブ検索でフラクタル心理学を知り、2023年7月から講座を受け始めました。

入門の動画講座では、フォローアップで講師から「ヒエラルキー」の重要性を教わりました。医院のトップである私は、家庭でいえば「お父さん」にあたり、医院の人間関係を改善するには、父への思いを改善する必要があると言われました。

父は開業の数年前に他界しましたが、「ご飯を食べる時はテレビを消しなさい」「ちゃんと挨拶しなさい」と、躾けに厳しく、思うように私を受け入れてくれないのは「父から愛されていないからだ」と思いました。

母は穏やかな人でしたが、私が愚痴をこぼすと「あなたに非があるんじゃない?」と言って、共感してくれませんでした。ただ受け止めてほしいのに、受け止めてくれないのは、愛じゃないと感じたのです。

父に反抗していた自分に気づいて

――学び始めて変えたことや行動したことはありますか?

続く初級講座のワークで誘導瞑想を行うと、イメージのなかに5歳頃、父に怒られているシーンが出てきました。自分は悪いことをしていないのに怒られたと思いましたが、時間を戻してみると、父がにこやかな顔で私を抱っこしようとしているのに、私は嫌がって父のことを蹴っている場面が出てきたのです。「あなたはお父さんのことを攻撃してたんですよ」と講師から諭されて驚きました。

父は会社役員をしていたので、エネルギー差があったのでしょう。一生懸命働いて育ててくれているのに、私には父の思いなどわからず、不愛想にしたり、反抗したりして、父を攻撃していたのだと気づいた時は号泣し、涙が止まりませんでした。

「自分は何もしてないのに責められると思ったんだね。それで、お父さんより強くなってやると思ったんだね。でも、それは勘違いだったんだよ。お父さんは理由なく怒ったんではなくて、あなたが不機嫌で反抗的な態度だったからだよ。守ってくれているお父さんに反抗的な態度を取るのはやめなさい。上の人を信頼して守ってくれていることに感謝をしようね。そうすれば、ますます豊かになって、活躍できるようになるよ」という修正文を読み、心の中で父に謝りました。

――歯科医院のスタッフの変化などありましたか?

2023年8月には残っていた正社員が辞めることになり不安でしたが、絶妙なタイミングで優秀な歯科衛生士さんが業務委託で来てくれるようになりました。驚くべきことに、人手が減ったにもかかわらず、初級を受け始めた2023年8月に自費診療の売上が過去最高を達成しました。その後も売上は落ちることなく、新しいスタッフもすぐに戦力になってくれました。

「診療時間を短縮しろ」「ボーナスが少ない」と凄んでくるスタッフがいましたが、以前勤務していた際、口には出していないものの「ボーナスが少ない」と感じたことがあり、講師の先生に伝えると「思ったこととしたことは同じですよ」と教えていただきました。自分の中にも同じ思いがあったと気づき、当時の院長に心の中で謝罪しました。すると、そのスタッフも自ら退職していったのです。診療時間はしばらく変えずにいましたが、今は昼休みの短縮を含めて全体で45分短くしました。それでも売上は右肩上がりで伸び続けています。

5ヵ年計画の目標達成も間近となり

――ほかにも変化したことはありますか?

中級講座では、LDPというニュースや出来事から自分の潜在意識を読み解く手法を学びました。たとえば、子供を置き去りにした事件のニュースを見て、経営者で仕事柄飲み会が多い夫に対して、「私の方を見てよ」「早く帰って来てよ」と、夫をコントロールしたい自分が見えてきました。そこで「あなたは自分のやるべきことをやろうね」と深層意識の修正をしていくと、言い争うことがなくなり、今では、夫の方から「早く帰るね」と言ってくれるようになりました。

講座で「今やる、すぐやる、全部やる」と自分を鼓舞すると怠慢がなくなると聞いて、自分に言い続けると家事のスピードが速くなりました。夫も私が変わっていくのを見て、受講を勧めてくれるようになりました。

医院の売上に関しても、上級、リーダーシップ、そして、25年10月には研究科と、講座を修了するタイミングで次々と最高額を更新し、ついに月商8桁を達成しました。中級講座の5ヵ年計画の課題で「年商1億」という目標を書きましたが、これも達成間近です。深層意識が変わると現象が変わることを数字で実感しています。さらに、歯科医院の他に合同会社を立ち上げ、不動産賃貸業も始めました。

また、リーダーシップコースを受講して、「自分のなかの5パーセントの表層意識が深層意識を引っ張る」と教えていただき、医院でも定期ミーティングを開くことにしました。私が治療方針や医院運営に関する考えを話すと、それに対してスタッフが前向きな意見を出してくれるようになり、「先生の見えないところでも、スタッフたちが一生懸命働いている」と周囲が驚くほどのチームワークが生まれました。

医療従事者の助けになりたい

――娘さんに何か変化はありましたか?

私が両親に対する「愛は受け入れてもらうもの」といった勘違いを正して、「愛は成長を促すもの」と修正できると、子供の未来を思って厳しく育てることこそ愛だと思えるようになりました。

3歳になる娘にも抵抗なく「ダメなことはダメよ」と厳しく言えるようになりました。生後7ヵ月で保育園に預けて、今でも私が仕事を終えて迎えに行くまで、朝から1番最後まで保育園にいるのですが、ほぼ皆勤賞でたくましく育ってくれています。そんな娘が「ママみたいになりたい」と言った時は、とても嬉しく母親としての喜びを感じました。

初級講座の時のことですが、「望みを把握する」というワークで「マイホームを建てる」「素直で優秀なスタッフが欲しい」と書きました。念願かなって昨年、夢のマイホームが完成しました。以前、一緒に働いていたスタッフを招くと、そのうちの一人が私の元で働きたいと言ってくれました。15年ほど同じ医院で働いていた信頼できるスタッフで、彼女が来てくれたことで、今では秘書や事務業務を任せられるようになりました。

念願だったマイホームも完成して

以前の私がそうだったように、労務や経営の重圧で疲弊している医療従事者や経営者の方々は多いと思います。幸せなことに私自身は、講座を通して感情に振り回されることがなくなり、前へ進むパワーを取り戻すことができました。今度は私が、「自分に向き合うことで幸せに繁栄する方法」を伝えていきたいと思っています。

2026年4月発行TAWプレスに掲載
文:(株) Mamu&Co. 藤田理香子